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24日の東京株式市場は、前日の中東停戦合意のニュースを受けて急反発しました。
日経平均株価は寄り付きから600円近く上昇し、幅広い銘柄で買いが優勢。原油安と円高方向へのドル軟化が追い風となり、地政学リスクの後退が鮮明になりました。
東京株式市場の状況(2025年6月24日)
- 寄り付き:3万8,779円18銭(前日比+425円)
- 前場高値:3万8,900円台前半(+600円超)
- 業種動向:半導体・ハイテク株が指数を牽引。値がさ株にも買い広がる。
- 売買代金・動向:活発な動きの中、材料株と大型株の両方に資金流入。
背景:停戦合意と市場の反応
- 停戦合意:トランプ大統領がイスラエルとイランの「完全停戦」をSNSで発表。中東情勢の懸念が緩和されました。
- 原油価格:WTIが約4%急落。供給不安後退が材料となり。
- 為替・金利:ドル安・円高へ反応し、輸入国日本には追い風に。金利の反応は限定的。
東京市場の動き
- 半導体関連:東エレク、アドテストをはじめ大型ハイテク株に買いが集中。
- 大型株:ファストリ、ソニーG、ソフトバンクGが上昇。
- 自動車・電機:トヨタ、フジクラなどが買われる一方、原油急落を受けてINPEXやENEOSなどエネルギー株が軟調。
- 海運株:川崎汽船、郵船、商船三井は利益確定売りに押される場面も。
為替・原油・金利動向
- 原油先物:中東停戦期待でWTIが大幅下落、66ドル前後に。
- ドル円:ドル安が進み、円高圧力が強まる。
- ドル指数・米金利:ドル指数は0.6%下落、米長期金利はわずかに上昇で落ち着く。
個別銘柄の動き
買われた銘柄
- 東エレクトロン/アドテスト:他セクター同様、大型半導体株が買い戻される。
- ファストリ:大型値がさ株の戻り狙いで押し目買い。
- ソニーG・SBG:半導体恩恵と市場心理改善で反発。
- トヨタ・フジクラ:円高メリットおよび半導体関連。
売られた銘柄
- INPEX/ENEOS:原油安の影響でエネルギー関連株が軟調。
- 川崎汽船・郵船・商船三井:一部で利益確定の動きも。
人気のテーマ
- 中東停戦—地政学リスク後退
- 半導体—好調の米市場に連動
- 為替—円高局面で輸出・輸入逆転需給
- 大型ハイテク株—指数回復の支援材料
- エネルギー—原油急落による素材影響
注目の中小型株
- 伊沢タオル:公開価格超え後、高値圏で推移。
- サンバイオ:戻り基調を維持。
- GENDA:市場全体のリスクオンムードに乗る。
- エネルギー関連小型株:原油安の影響を受け調整色。
主要経済ニュース
時刻(JST) | 指標・イベント | 備考 |
---|---|---|
00:50 | 停戦合意発表 | 市場不安後退 |
朝〜 | WTI原油価格急落 | リスクオフ解消 |
~午前 | ドル指数下落 | 輸入国通貨にプラス |
未定 | 次期FRB議長証言 | 為替・債券市場に影響 |
こちらでも経済指標カレンダーを確認することができます↓
まとめ
6月24日、東京市場は中東停戦合意を受けて地政学リスクが後退し、大幅反発しました。原油急落やドル安・円高の流れも追い風に。
半導体株と大型ハイテクが上昇を主導し、需給改善の動きが鮮明になりました。今後は停戦の継続性と米金融政策、為替の動きに注意が必要です。
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