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佐藤真理子
忙しい方のために9月16日のマーケット情報を1分で把握できるようにわかりやすくまとめました。
16日の東京株式市場は、日経平均株価が取引時間中として初めて4万5000円台に乗せました。
米株高やAI関連銘柄への期待が追い風となり、半導体株を中心に買いが先行。しかし、国内投資家の利益確定売りも出て、前引けは136円高にとどまりました。
東京市場の動き:4万5000円台を突破

- 日経平均は寄り付き直後に前週末比280円高の4万5055円まで上昇。
- 米株高やAI需要拡大期待を背景に、アドテスト・東エレク・SBGなど半導体・ハイテク株が全面高。
- TOPIXも続伸し、市場全体に買いが広がりました。

佐藤真理子
4万5000円という節目突破は象徴的ですね
米株式市場の影響:利下げ観測と米中協議期待
- ダウ工業株30種平均:前週末比49ドル高の4万5883ドル。
- ナスダック、SOX指数ともに最高値を更新。
- FRBの利下げ再開期待が強まったほか、米中閣僚級会合進展への期待も株高を後押し。
- 米クラウド大手オラクルの好決算がAI需要拡大期待を再燃させました。

佐藤真理子
米国の金融政策とAI関連の成長期待が、日米株高を共に支えています
一時下落:利益確定売りと達成感
- 日経平均は朝方に大台を突破した後、利益確定売りに押され一時150円安まで下落。
- 直近3日間で1300円超の急上昇を受け、短期的な過熱感や目先の達成感が意識されました。
- ただし、海外投資家による先物買いが下支えし、前週末水準近辺での一進一退に。

佐藤真理子
国内勢の売りと海外勢の買い、綱引きの構図が鮮明です
前引けの値動き
- 日経平均:前引けは136円高の4万4904円(+0.30%)。
- TOPIX:13.08ポイント高の3173.57で続伸。
- JPXプライム150指数も上昇。
- 東証プライム売買代金:2兆6154億円、売買高:10億750万株。
注目銘柄の動き
- 【上昇】東エレク、ディスコ、スクリン、TDK、信越化、HOYA、自動車株(トヨタ・ホンダ・デンソー)
- 【下落】ファストリ、SBG、フジクラ、任天堂、バンナムHD

佐藤真理子
半導体と自動車株が上昇を牽引した一方、主力消費株やSBGは調整色が出ましたね
きょうの主要経済ニュース
- 米株主要3指数がそろって上昇、ナスダックとSOX指数は最高値更新。
- FRBの利下げ再開観測が強まる。
- 米中閣僚級会合への期待が買い安心感を醸成。
- 東京市場では初の4万5000円台突破も利益確定売りで伸び悩み。

佐藤真理子
海外要因と国内投資家の動きがせめぎ合い、上下に振れやすい展開が続きそうです
まとめ
日経平均は取引時間中として初めて4万5000円台を突破しましたが、利益確定売りに押され伸び悩みました。米利下げ観測とAI関連需要が引き続き下支え要因となる一方、短期的な過熱感もあり、今後は海外勢の動きや為替相場に注目が集まります。





