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9月19日の東京株式市場は、米国株の過去最高値更新を受けて投資家心理が改善し、日経平均株価は大幅続伸で始まりました。
半導体株を中心に買いが広がり、寄り付き後には一時500円を超える上昇となりました。
東京市場の動向:米株高を引き継ぎ幅広く買い先行

19日の日経平均は前日比330円高の4万5634円で寄り付き、その後は4万5700円台後半まで上げ幅を広げました。
- 米株式市場で主要3指数がそろって最高値を更新
- 投資家のリスク選好姿勢が強まり、半導体関連を中心に幅広く買いが入る
- 上げ幅は一時500円を突破

米国株高の勢いがそのまま東京市場に波及しましたね
米国市場の影響:FRBの利下げと堅調な経済指標
18日の米株式市場では、FRBの利下げ決定を好感する買いが広がりました。
- FOMCで0.25%の利下げを決定
- 経済指標が底堅さを示し、景気敏感株も上昇
- ダウ、S&P500、ナスダックがそろって最高値更新
また、インテルがエヌビディアからの出資を受けると発表し、株価は2割強急伸。半導体セクター全体が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅に上昇しました。

米国発の半導体関連の好材料は、東京市場でも強い追い風となりました
セクター別動向:半導体・商社・自動車が堅調
東京市場では、米国株高の流れを受けて主力株が上昇。
- 【半導体】東エレク、アドテスト、レーザーテクが大幅高
- 【商社】三菱商事、三井物産が買われる
- 【自動車】トヨタ、SUBARUなど輸出関連株も堅調
一方で、任天堂やZOZO、オリエンタルランドといった消費関連株は売られ、明暗が分かれる展開となりました。

セクターごとに投資家の視線がはっきり分かれた印象です
きょうの主要経済ニュース
- FRBが0.25%の利下げを決定、年内追加利下げ観測も浮上
- ダウ・S&P500・ナスダックがそろって過去最高値を更新
- インテル株が急騰、SOX指数も最高値を更新
- 東京市場は半導体を中心に全面高、TOPIXも続伸

海外市場の好材料が日本株を一気に押し上げています
まとめ
日経平均は米国株高を背景に大幅続伸し、一時500円を超える上げ幅を記録しました。
半導体を中心に幅広い銘柄に買いが入りましたが、すでに最高値圏にあることから、今後は利益確定売りとの綱引きが続く可能性もあります。
投資家にとっては、米金融政策の行方と半導体関連の動向を見極めることが重要になりそうです。





