【11月20日】東証寄り付き 日経平均反発し5万円台回復 米半導体好決算を好感

目次

佐藤真理子
忙しい方のために11月20日のマーケット情報を1分で把握できるようにわかりやすくまとめました。

 

20日午前の東京株式市場。寄り付き時点で日経平均株価が前日比約1,800円の上昇となり、5万0300円近辺まで上伸した。

 

米半導体大手のNVIDIA Corporation(エヌビディア)が8〜10月期決算で売上・純利益ともに市場予想を上回り、かつ次期予想も強気だったことから、東京市場のハイテク株やAI関連銘柄に買いが波及しています。

 

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東京株式市場の状況

今日の東京株式市場

寄り付き時点で日経平均は、5万0300円近辺。前日比+約1,800円と大きく反発して始まった。半導体関連株の値がさ株に買いが入っています。

 

東京市場の動き

寄り付きから、ハイテク・半導体関連が主導。アドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)、東エレク(東京エレクトロン)などが急伸。AI関連の期待、円安ドル高も追い風となっています。

 

一方、遊休業・消費関連では明治HD、資生堂、ニトリHDといった銘柄に売りが見られ、全体としてはリスク選好がやや回復した動きと言えます。

 

 

為替市場の動向

20日の東京外国為替市場では、1ドル=157円台前半と大幅な円安・ドル高が進行。日本当局による円買い介入観測が後退し、米連邦準備理事会(Federal Reserve Board/FRB)による追加利下げ観測も縮小しています。

 

佐藤真理子

円安は輸出関連・機械株などにとってプラス材料です。

 

 

個別銘柄の動き

上昇:アドテスト、東エレク、フジクラ、レーザーテクノロジー、スクリン、TDK、村田製作所、ファナック、トヨタ、リクルート、任天堂

下落:東京海上、ニトリHD、明治HD、資生堂、三越伊勢丹

 

米国市場の影響

アメリカ市場

エヌビディアが11月19日(米国時間)に発表した2025会計年度第3四半期決算では、売上高が約570億ドル、前年同期比62%増となり、データセンター部門売上も512億ドルと大幅増。

 

また、同社は次期(第4四半期)売上高見通しを650億ドルと、アナリスト予想を上回る数値を提示。

 

この強力な決算を受けて、米ナスダック100先物などハイテク系指数が上昇しており、東京市場でも「米ハイテク好調→日本関連機器・部材株にも買い」が波及しています。

 

人気のテーマ

テーマ 概要 解説
半導体・EIC機器 米エヌビディア決算を契機に、国内機器・部材株に買い直し 値がさ株に資金が回る動き
人工知能(AI) AIサーバー需要増で関連企業に期待感 エヌビディアの「ブラックウェル」チップ注目
円安メリット株 1ドル=157円台で輸出・海外収益比高めの企業に追い風 機械・自動車・部材が対象
リスク選好回復 ハイテク・成長株に資金シフト、消費・安定株は売り優勢 市場心理の変化を反映
海外発現地組み入れ強化 海外企業との協調・受注拡大期待で装置・部材株に注目 専業化・グローバル展開が鮮明化

 

 

注目の銘柄

銘柄 魅力 解説
アドテスト 半導体検査装置大手。値がさの反発局面で注目 AI需要回復で装置受注増余地
東エレク(東京エレクトロン) 半導体製造装置トップ。ドル高・円安も追い風 海外売上比率が高く、為替改善恩恵も大きい
TDK 材料・部品領域で冴える。AI・半導体関連で脚光 電子部品で増収期待が背景に
トヨタ自動車 大手輸出企業、円安メリットが明確 海外販売強化と為替効果が重なる
任天堂 海外収益比率・ブランド強みあり。成長株色も 世界展開・ゲーム・デバイス需給改善の可能性

 

中小型株が好ましい

本日の市況では、値がさ・半導体・AI関連の大型株に資金が先行して流入していますが、こうした流れの中で中小型株(値動きの軽さ・テーマ性の強さがある銘柄)に「先回り買い」の可能性が出てきています。

 

佐藤真理子

大手株が材料出尽くしとなった後、「次の波」を捉えるには中小型テーマ株を視野に入れることが賢明かもしれません。

 

今日の主要経済ニュース

指標/発表国 内容 見方
米国:U.S. Bureau of Labor Statistics雇用統計(予定) 発表控え、ドル強・株高を支援 指数悪化ならリスク回避へ転じる可能性あり
日本:円相場の動向 1ドル=157円台前半まで進んでおる 為替振れの方向が企業収益に直結
世界:半導体供給チェーンの動き Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)なども上昇中 半導体需要の地合い改善を示唆

 

 

 

まとめ

本日の東京市場は、米エヌビディアの強力な決算と見通しを受け、半導体・AI関連を中心に強い反発となっています。

 

為替面でも円安が進み、輸出・機械・部材などの分野が追い風を受けています。

 

初心者投資家には、「テーマドリブン」の流れが再び出てきている点に注目してほしいです。中小型株も視野に入れ、波に乗る準備をするのが良いでしょう。

 

 

佐藤真理子

本日の動きは「AIの明日」を先取りするような力強さです。しかし、急上昇の後は深呼吸も必要です。材料株を追う際には割高感も忘れずに見ていきましょう。

 

 

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