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12月24日の東京株式市場は、前日の米株高を受けて買いが先行しました。日経平均株価は前場中ごろにかけて上げ幅を広げ、5万0500円台後半で推移しています。クリスマス休暇を前に商いは細りつつも、半導体関連株や非鉄金属株が相場を下支えしました。
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東京株式市場の状況(2025年12月24日)

24日前場中ごろの日経平均株価は、前日比180円ほど高い5万0500円台後半で推移しました。上げ幅は一時200円を超えています。寄り付きは前日比120円ほど高い水準で始まり、その後も底堅く推移しました。
東証プライムの10時時点の売買代金は概算で1兆1828億円、売買高は6億299万株でした。
米国市場の影響

23日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均が前日比79ドル(0.16%)高の4万8442ドルと4日続伸しました。ハイテク株や景気敏感株の一角に買いが入り、主要3指数はいずれも上昇しています。
市場では「米景気は堅調さを維持しつつ、利下げが続くとの見方が半導体関連には追い風」との声が聞かれました。
東京市場の動き
東京市場では東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株の一角が一段高となり、日経平均を押し上げました。
また、安川電機やファナックといったFA関連株に買いが入り、住友金属鉱山やDOWAホールディングスなど非鉄金属株の上昇も目立ちました。
一方、ソフトバンクグループやダイキン工業が売られ、バンダイナムコホールディングス、コナミグループも軟調でした。

年末を控えた薄商いのなかでも、業績とテーマ性がはっきりした銘柄に資金が向かっています。物色の選別色が強い一日です。
為替市場の動向
24日午前の東京外国為替市場では、円相場が上げに転じました。10時時点では1ドル=155円99銭〜156円01銭と、前日17時時点比で8銭の円高・ドル安です。
為替介入への警戒感から、積み上がっていた円売りポジションを縮小する動きが続いています。欧米勢がクリスマス休暇に入り、取引が細るなかで、円は一時155円84銭近辺まで上昇しました。
円は対ユーロでは下げ幅を縮小し、1ユーロ=183円97銭〜184円01銭で推移しました。
個別銘柄の動き
個別では、半導体製造装置関連の東京エレクトロンやアドバンテストが買われ、指数を押し上げました。市況の改善期待を背景に、関連銘柄への資金流入が続いています。
また、FA関連では安川電機やファナックが上昇しました。設備投資需要の底堅さを意識した買いが入っています。
素材株では、住友金属鉱山やDOWAホールディングスなど非鉄金属株の上昇が目立ちました。金属価格の動向を意識した買いが入ったとみられます。
一方、ソフトバンクグループは軟調に推移しました。主力株の一角では、ダイキン工業やバンダイナムコホールディングス、コナミグループも売られています。
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まとめ
日経平均は続伸し、5万0500円台後半で推移しました。半導体関連と非鉄金属株が相場を主導し、為替は円高方向に振れて155円台後半まで上昇しています。年末を前に商いは細く、選別色の強い展開が続きました。






