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21日の東京株式市場は、米国株の急落を受けて売りが先行しました。
日経平均株価は寄り付き直後に下げ幅を広げたあと、値ごろ感を意識した買いで下げ幅を縮めています。
米欧対立(グリーンランドを巡る追加関税観測)と金利動向が、きょうの相場の背骨になっています。
近年、株式投資の世界では「AIを使う人」と「使わない人」で、5年後に最大1.8倍の資産形成の差が出ています。 すでに多くの個人投資家が、AIを前提に投資判断を行う時代に入っているのです。 この流れに乗り遅れ、気づかないうちに機会損失を重ねないためにも、いま主流となっている投資スタイルを一度確認してみてください。
東京株式市場の状況(2026年1月21日)

21日前場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は大幅続落で始まりました。寄り付き直後は前日比で680円ほど安い5万2300円近辺まで下げ、安値圏では一時800円近く下落する場面もありました。
その後は、これまでの下げで『値ごろ感』を意識した買いが入り、10時すぎにかけて下げ幅を縮めました。10時時点の日経平均は前日比400円安(5万2590円台)まで戻しています。

下げの材料が複数重なる日は、指数だけでなく『どの業種に売りが集中しているか』を見ると、次の戻りの手がかりになりやすいです。
米国市場の影響

20日の米国株式市場は大幅安でした。ダウ工業株30種平均は870ドル安となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も下落しています。
米欧の対立が深まることへの警戒が、投資家心理の重荷になりました。関連して、欧州側が合意の承認を当面見合わせる可能性が伝わったことも、リスク回避の動きにつながりました。
東京市場の動き
東京市場では、半導体関連など値がさ株中心に売りが先行しました。一方で、朝方の急落後は先物主導で下げ幅を縮め、個別では朝安後にプラス転換する銘柄も出ています。
| 時点 | 日経平均 | 概況 |
|---|---|---|
| 寄り付き直後 | 5万2300円近辺(前日比約680円安) | 米株安を受けて売り先行 |
| 10時ごろ | 5万2590円台(前日比約400円安) | 値ごろ感の買いで下げ幅縮小 |
※10時時点の水準は株探配信の市況速報に基づきます。
為替市場の動向
21日午前の東京外国為替市場で円相場は堅調でした。10時時点は1ドル=158円09〜10銭と、前日夕方に比べて円高・ドル安で推移しています。
国内債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが低下する場面があり、金利の動きが円相場にも影響しました。中値決済に向けては「偏りはない」との市場参加者の声も出ています。

為替が同じ方向に走り続けない日は、株も『寄り付きが一番荒い』ことがあります。焦って追いかけず、板が落ち着くのを待つ投資家も多いです。
個別銘柄の動き
朝方は主力株に売りが目立ちました。アドバンテスト、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリング、東京エレクトロンが軟調でした。
一方で、フジクラ、大塚ホールディングス、ニトリホールディングス、住友金属鉱山はしっかりでした。前場中ごろには、ソフトバンクグループやアドバンテストが朝安後に上昇へ転じた場面もあります。
人気のテーマ
| 順位 | テーマ | 代表例(株探の掲載例) |
|---|---|---|
| 1 | レアアース | 東洋エンジニアリング、三井海洋開発、三井e&s |
| 2 | フィジカルai | ソフトバンクグループ、安川電機、ファナック |
| 3 | レアメタル | jx金属、三井海洋開発、tdk |
| 4 | 半導体 | キオクシア、ルネサス、ソニーグループ |
| 5 | 防衛 | 三菱重工業、東京計器、石川製作所 |
注目銘柄
値動きが大きく売買の中心になりやすい銘柄として、東証プライムの値上がり率上位から5銘柄を挙げます(午前の更新時点)。
| 銘柄 | コード | ポイント |
|---|---|---|
| ローツェ | 6323 | 値上がり率上位で出来高も目立つ |
| ミツバ | 7280 | 朝方から買い優勢 |
| キオクシアホールディングス | 285a | 半導体周辺で物色が続く |
| 古河電気工業 | 5801 | 電線・インフラ系で強い動き |
| 扶桑化学工業 | 4368 | 材料を手がかりに上昇 |
今日の主要経済ニュース
| 時刻(日本時間) | 国 | 指標・イベント | 市場の見方(予想) |
|---|---|---|---|
| 16:00 | 英国 | 12月cpi(前月比) | 0.3%(市場予想) |
| 16:00 | 英国 | 12月cpi(前年比) | 3.3%(市場予想) |
| 16:30 | ユーロ圏 | ラガルドecb総裁 発言 | 発言内容に注目 |
| 24:00 | 米国 | 12月住宅販売保留指数(前月比) | 0.0%(市場予想) |
まとめ
きょうの東京市場は、米国株の急落を受けて日経平均が大幅続落でスタートしました。ただ、朝方の下げのあとには値ごろ感の買いが入り、10時台にかけて下げ幅を縮めています。
焦点は、米欧対立(追加関税観測)によるリスク回避がどこまで続くか、そして為替と金利の落ち着きどころです。指数の上下だけでなく、売られた業種と買われた業種の差を確認しておくと、午後の見通しが立てやすくなります。






