【1月21日】東証寄り付き 日経平均は大幅続落 米株安で心理悪化

目次

佐藤真理子
忙しい方のために1月21日のマーケット情報を1分で把握できるようにわかりやすくまとめました。

21日の東京株式市場は、米国株の急落を受けて売りが先行しました。

 

日経平均株価は寄り付き直後に下げ幅を広げたあと、値ごろ感を意識した買いで下げ幅を縮めています。

 

米欧対立(グリーンランドを巡る追加関税観測)と金利動向が、きょうの相場の背骨になっています。

 

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東京株式市場の状況(2026年1月21日)

今日の東京株式市場

21日前場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は大幅続落で始まりました。寄り付き直後は前日比で680円ほど安い5万2300円近辺まで下げ、安値圏では一時800円近く下落する場面もありました。

 

その後は、これまでの下げで『値ごろ感』を意識した買いが入り、10時すぎにかけて下げ幅を縮めました。10時時点の日経平均は前日比400円安(5万2590円台)まで戻しています。

 

佐藤真理子

下げの材料が複数重なる日は、指数だけでなく『どの業種に売りが集中しているか』を見ると、次の戻りの手がかりになりやすいです。

 

米国市場の影響

アメリカ市場

20日の米国株式市場は大幅安でした。ダウ工業株30種平均は870ドル安となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も下落しています。

 

米欧の対立が深まることへの警戒が、投資家心理の重荷になりました。関連して、欧州側が合意の承認を当面見合わせる可能性が伝わったことも、リスク回避の動きにつながりました。

 

 

東京市場の動き

東京市場では、半導体関連など値がさ株中心に売りが先行しました。一方で、朝方の急落後は先物主導で下げ幅を縮め、個別では朝安後にプラス転換する銘柄も出ています。

 

時点 日経平均 概況
寄り付き直後 5万2300円近辺(前日比約680円安) 米株安を受けて売り先行
10時ごろ 5万2590円台(前日比約400円安) 値ごろ感の買いで下げ幅縮小

※10時時点の水準は株探配信の市況速報に基づきます。

 

為替市場の動向

21日午前の東京外国為替市場で円相場は堅調でした。10時時点は1ドル=158円09〜10銭と、前日夕方に比べて円高・ドル安で推移しています。

 

国内債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが低下する場面があり、金利の動きが円相場にも影響しました。中値決済に向けては「偏りはない」との市場参加者の声も出ています。

 

佐藤真理子

為替が同じ方向に走り続けない日は、株も『寄り付きが一番荒い』ことがあります。焦って追いかけず、板が落ち着くのを待つ投資家も多いです。

 

個別銘柄の動き

朝方は主力株に売りが目立ちました。アドバンテスト、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリング、東京エレクトロンが軟調でした。

 

一方で、フジクラ、大塚ホールディングス、ニトリホールディングス、住友金属鉱山はしっかりでした。前場中ごろには、ソフトバンクグループやアドバンテストが朝安後に上昇へ転じた場面もあります。

 

 

人気のテーマ

順位 テーマ 代表例(株探の掲載例)
1 レアアース 東洋エンジニアリング、三井海洋開発、三井e&s
2 フィジカルai ソフトバンクグループ、安川電機、ファナック
3 レアメタル jx金属、三井海洋開発、tdk
4 半導体 キオクシア、ルネサス、ソニーグループ
5 防衛 三菱重工業、東京計器、石川製作所

 

注目銘柄

値動きが大きく売買の中心になりやすい銘柄として、東証プライムの値上がり率上位から5銘柄を挙げます(午前の更新時点)。

銘柄 コード ポイント
ローツェ 6323 値上がり率上位で出来高も目立つ
ミツバ 7280 朝方から買い優勢
キオクシアホールディングス 285a 半導体周辺で物色が続く
古河電気工業 5801 電線・インフラ系で強い動き
扶桑化学工業 4368 材料を手がかりに上昇

 

今日の主要経済ニュース

時刻(日本時間) 指標・イベント 市場の見方(予想)
16:00 英国 12月cpi(前月比) 0.3%(市場予想)
16:00 英国 12月cpi(前年比) 3.3%(市場予想)
16:30 ユーロ圏 ラガルドecb総裁 発言 発言内容に注目
24:00 米国 12月住宅販売保留指数(前月比) 0.0%(市場予想)

 

まとめ

きょうの東京市場は、米国株の急落を受けて日経平均が大幅続落でスタートしました。ただ、朝方の下げのあとには値ごろ感の買いが入り、10時台にかけて下げ幅を縮めています。

 

焦点は、米欧対立(追加関税観測)によるリスク回避がどこまで続くか、そして為替と金利の落ち着きどころです。指数の上下だけでなく、売られた業種と買われた業種の差を確認しておくと、午後の見通しが立てやすくなります。

 

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