
目次

25日朝の東京株式市場は、米国株の反発を受けて買いが先行しました。日経平均は寄り付きから上げ幅を広げ、一時5万8000円台に乗せて史上最高値を更新する場面がありました。主役は半導体とハイテクです。
一方、為替は1ドル=155円台後半と円高方向で推移しており、株高との綱引きも意識されます。
東京株式市場の状況(2026年2月25日)

25日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まりました。
ロイターによると、寄り付きは前営業日比374円31銭高の5万7695円40銭でした。寄り付き後も買いが続き、09時25分時点では『約700円高で5万8000円台前半』まで上げ幅を広げ、史上最高値を更新したと伝えられています。
参考として、別ソースでも寄り付き時点の水準は日経平均5万7695円40銭、TOPIXは3829.76ポイント(前日比+13.78)と整理されています。
10時時点では、日経平均は前日比572.97円高の5万7894.06円で推移し、指数押し上げの最大要因はアドバンテストで、寄与度は+165.79円とされています。

きょうは『半導体が上がると指数も上がる』という、いまの日本株らしい値動きです。指数主導の日は、個別の体感とズレることがあるため、保有株の動きも並行して確認したいところです。
米国市場の影響

前日の米株式市場は反発しました。ダウ平均は49,174.50(+370.44)、S&P500は6,890.07(+52.32)、ナスダック総合は22,863.68(+236.41)と、主要3指数がそろって上昇しています。
材料としては、AI(人工知能)を巡る警戒で売られていた銘柄の持ち直しが挙げられます。米市場ではIBMなどソフトウエア周辺も買い戻され、東京市場でもハイテク株に安心感が広がりました。
東京市場の動き
東京市場では、半導体関連が上昇をけん引しました。ロイターは、東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループがそれぞれ2%超高で推移したと報じています。
また、株探の10時の寄与度データでも、アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが上位に並び、指数主導の上げであることが確認できます。
一方で、報道ベースではイビデン、ニトリHD、豊田通商、任天堂などが弱いとされ、内需・消費や個別材料株では売りが残る場面もありました。
なお、相場が大きく動く局面では、情報の取りこぼしを減らす目的で株情報サイトや投資ツールを併用し、『時間の削減』につなげる投資家もいます。判断材料を増やす使い方にとどめ、売買はご自身のルールで整えるのが前提です。
為替市場の動向
25日早朝の東京外国為替市場では円相場が上昇(円高・ドル安)し、8時30分時点で1ドル=155円85~87銭とされています。背景としては、追加利上げ観測や為替介入への警戒、日銀の人事を見極めたいムードなどが挙げられています。
なお、海外時間の動きとして、24日のNY市場で円相場が155円台後半まで下落したことは複数メディアが報じています。
個別銘柄の動き
きょうの値動きで目立つのは、指数寄与度が大きい『半導体・ハイテク主力』です。10時時点の寄与度では、アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが上位に並びました。
ソフトウエア関連も買い直され、野村総合研究所やベイカレントが堅調と報じられています。
人気のテーマ
| テーマ | きょうの見方 | 関連例(株探の例示) |
|---|---|---|
| レアアース | 資源・素材系に資金が向かう局面で物色が続きやすい | 三井海洋開発、東洋エンジニアリング、双日 |
| 防衛 | 地政学リスクと政策の両面で注目が途切れにくい | 三菱重工業、東京計器、石川製作所 |
| 半導体 | 指数寄与度が大きく、日経平均の方向感に直結 | (テーマ例) |
| SaaS | 米国の戻り相場で買い直しが入りやすい | (テーマ例) |
| フィジカルAI | AIの実装先(製造・ロボット)への連想で資金が集まりやすい | (テーマ例) |
注目銘柄
| 銘柄 | 注目理由 | きょうの手掛かり |
|---|---|---|
| アドバンテスト(6857) | 指数押し上げが最大、相場の中心 | 10時時点で寄与度+165.79円 |
| 東京エレクトロン(8035) | 半導体主力として買いが集まりやすい | 寄り付き後も堅調と報道 |
| ソフトバンクグループ(9984) | ハイテク主力として指数に影響 | 寄与度上位、2%超高との報道 |
| 野村総合研究所(4307) | ソフトウエア・ITの買い直しの受け皿 | 大幅高と報道 |
| ベイカレント(6532) | IT・コンサル系の強さが確認されやすい | 大幅高と報道 |
今日の主要経済ニュース
| 時刻 | 国・地域 | 指標 | 重要度 | 予想 | 結果 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 日本 | 1月 企業向けサービス価格指数(前年比) | ★ | 2.6% | 2.6% | 2.6% |
| 09:30 | オーストラリア | 1月 CPI(前年比) | ★★ | 3.7% | 3.8% | 3.8% |
| 16:00 | ドイツ | 10-12月期 GDP(改定値・前期比) | ★★★ | 0.3% | 0.3% | |
| 16:00 | ドイツ | 10-12月期 GDP(改定値・前年同期比) | ★★★ | 0.4% | 0.4% | |
| 21:00 | 米国 | MBA住宅ローン申請指数(前週比) | ★ | 2.8% |
まとめ
日経平均は米株高を受けて続伸し、寄り付きから上げ幅を広げました。
相場を動かしたのは半導体・ハイテク主力で、アドバンテストなど指数寄与度の大きい銘柄が上昇を支えています。為替は155円台後半と円高方向の場面もあり、株高がどこまで続くかは『米ハイテクの流れ』と『円相場の振れ』を同時に見る一日になりそうです。





