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ここ数カ月、ネット証券を狙った不正アクセスが急増しており、金融庁が公表した速報(2025年2月〜4月中旬)では1,454件・約950億円にまで被害が拡大しました。とりわけ楽天証券・SBI証券のユーザーに被害報告が集中している状況のようです。
さらに5月1日には、累計利益100億円超で知られる投資家テスタ氏さん が『楽天証券の口座を乗っ取られた』とXで告白し、多くの個人投資家が不安を募らせています。
朝一2段階認証の確認メールがきて
誰かログイン試みてるまずいと思い注文履歴を確認したところ
すでに前日夜に注文した履歴があり発覚した感じです
そして慌ててログインパスを変えてる間にもまた注文履歴が更新されてました
変えてから電話して口座ロックされるまでは新しい注文はありません…— テスタ (@tesuta001) May 1, 2025
パスワードの強化だけでは十分とはいえない。それが今回の事件から得られた痛切な教訓です。
この記事では、直近の動向を踏まえながら、証券口座保護に不可欠な『9つの対策』を整理いたしました。ご自身の設定を確認していただければ、ある程度の不正アクセスは未然に防げるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
不正アクセスを防ぐ『9つの対策』
1. 二段階認証を必ず有効化
ログインや出金時に『SMS認証・画像認証』などの追加要素を導入することで、ID・パスワードが漏えいしても第三者はログインできません。
2. パスワードを3〜6カ月ごとに更新
英数字・記号を組み合わせ、他サイトとの使い回しは避けてください。パスワード管理ツールの活用も有効です。
3. 出金・振込先変更時の追加認証を設定
万が一ログインされても、出金前に再認証が必要であれば資金流出を防げます。
4. 約定通知メール/アプリ通知をオン
『覚えのない売買通知』が届いた時点で異常に気づき、迅速な口座ロックが可能になります。
5. フィッシングメール・不審なリンクを開かない
楽天証券やSBI証券を装ったメール・LINEが増加中です。公式アプリまたはブックマーク以外のURLにはアクセスしないでください。
6. フリーWi-Fiからのログインを避ける
公共Wi-Fiは通信内容を盗聴されやすく危険です。証券・銀行サイトへのアクセスは、自宅や信頼できる回線で行いましょう。
7. セキュリティソフトを常に最新に
PC・スマートフォン双方で導入し、ウイルス・マルウェアによる情報漏えいを防ぎます。
8. 自動ログインをオフ、生体認証を活用
スマートフォンを紛失した際のリスク軽減に加え、指紋・顔認証なら手間も最小限です。
9. 証券アプリのプッシュ通知を必須化
ログインや注文の履歴をリアルタイムで把握でき、不正アクセスを早期に発見できます。
- 各証券会社のマイページを開き、上記9項目を順番に確認
- パスワード変更と二段階認証の再設定を完了
- ご家族や投資仲間へ情報共有し、被害の連鎖を防止
すぐに確認することが、資産を守る最大の防御。被害が発生してからでは遅いです。今すぐ確認しておきましょう!
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