【最新】空売り動向レポート カテゴリー別・上位10銘柄|2025年4月14日更新

目次

 

空売りは、相場の下落で利益を狙う取引手法です。

 

空売り残高が増えれば株価下落リスクが高まる反面、買い戻し(ショートカバー)が起これば株価が急騰する可能性もあります。

 

ここでは『売り増し(増加率が大きいもの)『空売り返済(減少率が大きいもの)』『新規空売り(新たに基準を超えたもの)』『空売り解消(義務消失や0株化)』の4カテゴリーにわけて、それぞれ変動が大きかった上位10銘柄を紹介します。

 

 

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売り増し状況 上位10銘柄

空売り残高割合の 増加率 が最も大きかった銘柄トップ10です。売り圧力が強まっている一方、今後の材料次第で買い戻しによる急騰の可能性もあります。

  1. (株)セルシード [7776]

    • 増加率: +2.280% / 残高割合: 4.260%

    • 増加量: +791,700株 / 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 売りが大幅に積み上がった分、好材料でのショートカバーに注意。

  2. (株)ZenmuTech [338A]

    • 増加率: +1.620% / 残高割合: 4.690%

    • 増加量: +21,300株 / 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 4%台後半とかなり高い比率。値動きが荒くなるリスク。

  3. (株)ソシオネクスト [6526]

    • 増加率: +0.560% / 残高割合: 1.280%

    • 増加量: +1,001,200株 / 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 電気機器セクターは海外ファンドの動向にも大きく影響されがち。

  4. AIフュージョンキャピタルグループ(株) [254A]

    • 増加率: +0.470% / 残高割合: 1.790%

    • 増加量: +42,200株 / 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: AIブームを背景に思惑が絡む可能性。出来高をチェック。

  5. ダイナミックマッププラットフォーム(株) [336A]

    • 増加率: +0.400% / 残高割合: 2.810%

    • 増加量: +94,800株 / 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 地図プラットフォーム関連。テーマ性が強く、需給に振り回されやすい。

  6. (株)Liberaware [218A]

    • 増加率: +0.390% / 残高割合: 2.910%

    • 増加量: +74,400株 / 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 2%後半~3%前後の空売りは高水準。ロボット関連ニュースの影響にも注意。

  7. 太陽誘電(株) [6976]

    • 増加率: +0.360% / 残高割合: 0.860%

    • 増加量: +460,100株 / 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 電子部品需要や為替動向を注視。売り増しの背景を探りたい。

  8. 霞ヶ関キャピタル(株) [3498]

    • 増加率: +0.360% / 残高割合: 2.940%

    • 増加量: +35,800株 / 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 不動産関連。金利や景気見通しが大きく影響する場合が多い。

  9. カシオ計算機(株) [6952]

    • 増加率: +0.310% / 残高割合: 1.020%

    • 増加量: +742,200株 / 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 海外展開の比率が高め。為替や海外需要に敏感な可能性。

  10. クオリプス(株) [4894]

  • 増加率: +0.300% / 残高割合: 3.550%

  • 増加量: +24,600株 / 機関: モルガン・スタンレーMUFG

  • コメント: 3%超えの空売り比率は要注意。バイオ・医薬関連ニュースに反応しやすい。

 

空売り返済状況 上位10銘柄

空売り比率が 大きく減少 した、もしくは義務消失(報告対象外レベルに下がった)となった銘柄のトップ10です。売り圧力が和らぎ、短期的に株価が上昇しやすくなる場合があります。

  1. 佐田建設(株) [1826]

    • 減少率: -1.930% / 残高割合: 3.190%

    • 減少量: -300,000株 / 機関: 個人

    • コメント: 大幅な買い戻しで売り圧力が後退。要ニュースチェック。

  2. iFreeETF JPX日経400ダブルインバース [1466]

    • 減少率: -1.570% / 残高割合: 1.670%

    • 減少量: -2,150株 / 機関: 個人

    • コメント: ダブルインバースETFの空売りが大幅に減少。市場全体のセンチメント好転か。

  3. JPX日経400ベア2倍上場投信 [1469]

    • 減少率: -0.930% / 残高割合: 0.900%

    • 減少量: -3,120株 / 機関: 個人

    • コメント: 同様にベアETFへの売りが後退。相場の上昇局面を示唆?

  4. (株)良品計画 [7453]

    • 減少率: -0.830% / 残高割合: 0.000%

    • 減少量: -2,356,273株 / 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 空売りが完全解消(0株に)。売りの影響ほぼ消滅。

  5. THK(株) [6481]

    • 減少率: -0.760% / 残高割合: 0.000%

    • 減少量: -997,831株 / 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 同じく0株化。大口買い戻しが入った可能性が高い。

  6. VIX短期先物指数ETF [318A]

    • 減少率: -0.740% / 残高割合: 0.000%

    • 減少量: -10,000株 / 機関: Gordian Capital

    • コメント: 恐怖指数系ETFの空売り解消。相場が落ち着いている局面か。

  7. (株)資生堂 [4911]

    • 減少率: -0.660% / 残高割合: 0.000%

    • 減少量: -2,667,827株 / 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 完全解消。コスメ業界への売りが一気に撤退した印象。

  8. (株)メルカリ [4385]

    • 減少率: -0.610% / 残高割合: 0.560%

    • 減少量: -998,100株 / 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 大幅な買い戻しが入り、比率は1%未満まで低下。

  9. (株)安川電機 [6506]

    • 減少率: -0.570% / 残高割合: 0.620%

    • 減少量: -1,499,600株 / 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: FA(ファクトリーオートメーション)関連での売りが後退した形。

  10. 中国H株ベア上場投信 [1573]

  • 減少率: -0.530% / 残高割合: 1.830%

  • 減少量: -670株 / 機関: Flow Traders Asia

  • コメント: 中国市場の動向次第で今後も空売り比率が変動する可能性。

 

 

新規空売りポジション 上位10銘柄

ここでは、空売り残高が 報告義務基準(おおむね0.25~0.5%以上) を新たに超えてきた銘柄を「割合の高い順」にピックアップしました。機関投資家が新たに売り仕掛けをした可能性が高く、短期の値動きに要注意です。

  1. 売れるネット広告社グループ(株) [9235]

    • 空売り残高割合: 1.100%

    • 残高数量: 81,000株

    • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: サービス業。新規参入の背景をニュースや決算で確認したい。

  2. (株)日本製鋼所 [5631]

    • 空売り残高割合: 0.770%

    • 残高数量: 573,900株

    • 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 機械セクターで新規に空売りが入った形。受注動向も要チェック。

  3. アクセルマーク(株) [3624]

    • 空売り残高割合: 0.710%

    • 残高数量: 110,200株

    • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 情報・通信の小型株。思惑で値動きが振れやすい可能性。

  4. (株)アイキューブドシステムズ [4495]

    • 空売り残高割合: 0.590%

    • 残高数量: 31,600株

    • 機関: みずほ証券

    • コメント: ICT系サービス。大手証券が仕掛けているかどうかも確認。

  5. ヤマハ(株) [7951]

    • 空売り残高割合: 0.580%

    • 残高数量: 2,930,291株

    • 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 楽器大手。海外需要や円安メリットが絡むと値動き急変か。

  6. (株)NexTone [7094]

    • 空売り残高割合: 0.510%

    • 残高数量: 50,975株

    • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 音楽著作権関連事業で注目を集める。新規空売りの意図を推測したい。

  7. (株)サイバーエージェント [4751]

    • 空売り残高割合: 0.510%

    • 残高数量: 2,628,523株

    • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: ネット広告・ゲーム・メディア展開。新規参入が業績見通しに絡むか注視。

  8. (株)IACEトラベル [343A]

    • 空売り残高割合: 0.530%

    • 残高数量: 25,500株

    • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 観光系。インバウンド需要やコロナ後の旅行需要がどう影響するか。

  9. (株)東邦チタニウム [5727]

    • 空売り残高割合: 0.530%

    • 残高数量: 381,864株

    • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 金属系素材。世界経済の動向や原料価格次第で需給が振れる。

  10. (株)住友重機械工業 [7272]

  • 空売り残高割合: 0.520%

  • 残高数量: 5,398,311株

  • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

  • コメント: 機械大手。海外受注やインフラ投資の状況が株価に影響しやすい。

 

 

空売り解消 上位10銘柄

こちらは、報告基準を下回って義務消失となったり、ポジションが0株化(完全解消)した銘柄のうち、 比率が大きかった 順に10件ピックアップしています。大きく買い戻された可能性があり、短期的に下落圧力がやわらいだと考えられます。

  1. (株)良品計画 [7453]

    • 解消前比率: 0.000%

    • 残高数量: 0株

    • 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 売りが完全に消えた形。今後の売り再IN有無をウォッチ。

  2. THK(株) [6481]

    • 解消前比率: 0.000%

    • 残高数量: 0株

    • 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: こちらも0株化。FA関連で大口のショートカバーが入ったか。

  3. VIX短期先物指数ETF [318A]

    • 解消前比率: 0.000%

    • 機関: Gordian Capital

    • コメント: 恐怖指数ETFのポジションが消滅。市場がやや楽観に傾いている兆し?

  4. (株)資生堂 [4911]

    • 解消前比率: 0.000%

    • 減少量: -2,667,827株

    • 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 大手化粧品ブランド。ポジションゼロで売り圧力ほぼなし。

  5. (株)免疫生物研究所 [4570]

    • 解消前比率: 0.410%

    • 残高数量: 38,975株

    • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 報告義務消失レベルに下がった。バイオ関連らしく値動きが読みにくい面あり。

  6. (株)瑞光 [6279]

    • 解消前比率: 0.490%

    • 残高数量: 142,341株

    • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 機械メーカーの空売りが基準下に減少。売り圧力後退で短期的反発も。

  7. (株)ネクスグループ [6634]

    • 解消前比率: 0.400%

    • 減少量: -68,900株

    • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

    • コメント: 義務消失ラインを下回り、今後の売り再参入があるか要確認。

  8. コカ・コーラ ボトラーズジャパンHD(株) [2579]

    • 解消前比率: 0.360%

    • 残高数量: 675,272株

    • 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 大手飲料、空売り解消で需給が改善している可能性。

  9. ヤマハ発動機(株) [7272]

    • 解消前比率: 0.360%

    • 残高数量: 3,721,696株

    • 機関: 三菱UFJモルガン・スタンレー

    • コメント: 売りが一気に減り、報告義務を下回った。海外展開が多い銘柄で為替がカギを握る。

  10. (株)トライアルホールディングス [141A]

  • 解消前比率: 0.480%

  • 減少量: -0.110%(※サンプル)

  • 機関: モルガン・スタンレーMUFG

  • コメント: 小売業。比率が義務水準未満になり、強い売り圧力は後退か。

 

投資判断のための3つの視点

  1. 増加率上位銘柄はハイリスク・ハイリターン

    • 売りが積まれすぎるほど、材料が出た際に買い戻しで急騰するケースも少なくありません。

  2. 返済&解消銘柄は売り圧力が軽減

    • 空売りが減ると、需給面で下支えしやすい。但し、再度売りが入る可能性もあるため、ニュースや業績に目を配りましょう。

  3. 新規ポジションは機関の“新たな狙い”を示唆

    • これまで目立たなかった銘柄に大口の空売りが入った場合、業績悪化やネガティブ材料を捉えている可能性があります。

 

まとめ

空売りの数字 だけではなく、『なぜこの銘柄が売られているのか?』 を調べると、投資判断に活かしやすくなります。

 

増加率トップ10や返済率トップ10などを参考にしつつ、ファンダメンタルズや今後のイベント(決算・ニュース)もあわせてチェックしてください。

 

義務消失やポジション解消が確認された銘柄は、 売り圧力が一時的に大幅減 と考えられるため、急反騰の可能性も考慮しましょう。

 

 

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