【最新】空売り動向レポート|2025年4月21日更新

目次

佐藤真理子

4月11日から4月21日までの間で空売り最新データをまとめました

 

要点まとめ
  • 機関投資家の空売り残高は 2億5860 万株(4593億6300万円)で前週比 ‑1.0 % 売り越し圧力はわずかに縮小。
  • 売り増し上位では『デジタルアーツ』『トライアルHD』など成長期待株が中心。

  • 空売り返済(ショートカバー)は『さくらインターネット』『ローム』といったボラティリティの高い銘柄で顕著。

  • 新規空売りには『小林製薬』『三菱自動車』など大型テーマ株が目立つ。

  • 解消(報告義務消失)は『メルカリ』『川崎汽船』などバリュー株・海運株が並び、下値圧力が緩和。

 

 

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カテゴリー別・上位10銘柄(残高割合の増減順)

 

 

売り増し

Rank 銘柄(コード) 残高割合変化 残高株数 コメント
売り増し (増加)
1 デジタルアーツ (2326) +0.110 pt 248,356 SaaS事業に期待、株価急伸局面でヘッジ強化か
2 トライアルHD (141A) +0.100 4,070,226 上場直後の値動きへの警戒売り
3 TOWA (6315) +0.100 1,498,740 半導体製造装置セクター全体に調整色
4 M&Aキャピタル (6080) +0.100 482,691 M&A市場減速観測で売り継続
5 ジグザグ (340A) +0.100 31,000 EC関連の出来高増を逆張り
6 細谷火工 (4274) +0.100 44,600 防衛関連の急騰後に利益確定売り
7 UNBANKED (8746) +0.090 62,533 フィンテック銘柄、IR後の過熱感剥落
8 QPS研究所 (5595) +0.090 794,088 小型宇宙関連の高ボラを狙った空売り
9 24/7 (7074) +0.090 56,700 業績モメンタム鈍化への思惑
10 福島銀行 (8562) +0.080 287,979 地銀株ラリーの反動を意識

空売り返済

Rank 銘柄(コード) 残高割合変化 残高株数 コメント
空売り返済 (減少)
1 エヌエフHD (6864) ‑0.070 pt 56,500 電源計測需要の底打ち期待で買い戻し
2 児玉化学工業 (4222) ‑0.070 92,501 増配発表を受けたショートカバー
3 さくらインターネット (3778) ‑0.060 2,087,175 AIデータセンター報道で踏み上げ
4 オキサイド (6521) ‑0.050 132,300 半導体関連の押し目買い優勢
5 INFO RICH (9338) ‑0.050 333,530 IPO後の需給調整一巡
6 テラスカイ (3915) ‑0.050 74,720 DX関連に押し目買い
7 ソレイジア (4597) ‑0.050 1,947,939 バイオ株ニュースでショート解消
8 住友重機械 (6302) ‑0.040 1,059,878 受注好転で戻り買い
9 ローム (6963) ‑0.040 1,889,066 車載半導体の需要改善観測
10 カイオム (4583) ‑0.040 1,140,594 資金流入によるショートカバー

新規空売り

Rank 銘柄(コード) 残高割合 残高株数 コメント
新規空売り (0.5 %超で新規報告)
1 ブロンコビリー (3091) 0.550 % 83,382 既存店売上の伸び鈍化を警戒
2 モダリス (4883) 0.530 392,803 遺伝子治療のPO発表思惑
3 小林製薬 (4967) 0.570 448,595 不採算事業報道後に売り参入
4 日精樹脂工業 (6293) 0.500 112,188 EV向け需要ピーク感
5 アルプスアルパイン (6770) 0.500 1,114,381 為替高円進行で利益率懸念
6 三菱自動車 (7211) 0.520 7,621,385 インドネシア事業の先行き不透明
7 滋賀銀行 (8366) 0.500 270,597 地銀セクターの逆張り戦略

 

空売り解消

Rank 銘柄(コード) 残高割合 残高株数 コメント
空売り解消 (報告義務消失)
1 FRONTIO (2158) 0.49 %→0 % 196,000 生成AI関連リバウンドで買い戻し
2 GAテクノ (3491) 0.30→0 123,700 不動産テック業績上方修正
3 メルカリ (4385) 0.49→0 818,741 決算サプライズ後のショート解消
4 サイボウズ (4776) 0.47→0 252,632 ガバメント向け案件拡大
5 木曽路 (8160) 0.47→0 135,951 外食需要回復で空売り解消
6 日本通信 (9424) 0.47→0 784,287 5G契約増加で需給改善
7 北浜CP (2134) 0.47→0 1,305,100 個人トレード人気で踏み上げ
8 ディー・エヌ・エー (2432) 0.00 0 完全解消、スポーツ事業期待
9 バリューコマース (2491) 0.28→0 99,398 アフィリエイト市場拡大
10 ドリコム (3793) 0.37→0 111,000 新作ゲーム期待で買い戻し

 

投資家向けのポイント

  • 売り増し銘柄=逆張り候補
    急騰後に空売りが積み上がった銘柄は、ポジティブ材料が失望に変われば急落リスクが高い一方、好材料が継続すれば踏み上げによる再上昇も。出来高と材料ニュースを併せて監視。

 

  • 返済・解消銘柄=下値不安の後退
    空売り圧力が急速に薄れた銘柄は、テクニカル的にサポートラインが意識されやすい。押し目を拾う戦略に活用可能。

 

  • 新規空売り銘柄=警戒シグナル
    0.5 %ラインを超えて報告義務が発生したタイミングは、機関の本格参入を示唆。決算や需給イベント前にリスク管理を徹底。

 

 

今後の注目ポイント(4月22日~)

  • 決算シーズン開幕:4月下旬からの本決算発表で、空売りの急増⇔解消が加速。特に『半導体装置』『生成AI』関連は値動きが荒くなる公算。
  • 為替(ドル/円)動向:円高が進行すれば輸出株で新規空売りが増える可能性。逆に円安反転ならショートカバーの思惑。
  • CPI・米FOMC:インフレ指標とFRBの金利姿勢はグロース株のポジションに直結。空売りの偏りがポジティブ/ネガティブに振れやすい。

 

 

まとめ

  • 4/11~4/21の期間は総空売り残が微減し、市場全体のショート圧力はやや緩和。
  • 個別にはハイボラ銘柄への機動的な売り建てと、好決算銘柄の踏み上げが同時進行。
  • 投資家は『売り残増=弱気』ではなく、材料と需給のタイムラグに着目してシナリオを描くことが重要。

 

 

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