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23日前場の東京株式市場は、日経平均株価が大幅反発。米国半導体株高や韓国市場の力強い上昇を追い風に、日経平均は寄り付きから大きく上伸し、前日比900円超となって6万7000円台に乗せる場面が見られました。
前夜の米国市場では主要株価指数こそ軟調だったものの、AIインフラ需要の高まりを受けた半導体関連株は堅調に推移。これを受けて東京市場でもAI・半導体関連銘柄が物色され、指数先物主導で海外短期筋が買いを加速しています。
外為市場では円安が進み、1ドル=163円台前半まで下落。米国金利の上昇や原油高による日本の貿易赤字懸念も円売りの一因となっています。一方、政府・日銀の介入警戒もあり、急激な円安進行には一定の警戒感が残りました。
本日の前場は、半導体関連を中心に幅広い銘柄に資金が流入し、東証プライム売買代金は2兆円超と活況。今後も米国市場やAIインフラ需要動向に対する関心が高まりそうです。
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■ 東京株式市場の状況(2026年7月23日前場)

23日前場の東京株式市場は、日経平均株価が大幅上昇でスタートしました。前日の米国市場で主要3指数は下落したものの、成長セクターである半導体株に買いが集まり、特にAI関連のインフラ需要に対する期待感が意識されました。日経平均は前日比800円超高からスタート、その後10時過ぎには上げ幅が900円超となり、一時6万7000円台を突破しました。
セクター別ではAI・半導体関連を中心に買いが波及。先物を中心に海外投資家の短期資金が流入しているほか、韓国株(KOSPI)の上昇率が一時4%超とアジア株全体の地合いも強い構図です。一方、内需やディフェンシブ銘柄には一部で利益確定の売りが入り、個別物色色もみられました。TOPIXも続伸し、全体としてリスクオンの色合いとなっています。
■ 外為市場の動き
23日午前の東京外国為替市場では、円安が進行し、1ドル=163円04銭付近まで下落しました。米国金利の上昇と米原油先物相場の上昇を背景に、日本の貿易収支悪化への懸念から円売りが優勢となりました。企業実需による影響は限定的で、為替介入警戒感が一部下支え材料ではあったものの、円安トレンドが続いています。
対ユーロでも円安が進み、1ユーロ=186円17銭台まで値を下げました。一方でユーロ/ドルは1.14台後半まで上昇。財務省要人の「必要があれば為替介入も辞さない」とのコメントが伝わる中、円には一定の下支えが意識されつつも、基本的にはドル・外貨に優位な展開が続いています。
■ 前場の注目テーマ
| 注目テーマ | 前場の市場動向とトピックス |
|---|---|
| AI・半導体関連株の上昇 | 米国・韓国市場で半導体株が急伸。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアへの期待から東京市場でもAIインフラ関連銘柄が買われ、日経平均を押し上げた。 |
| 海外短期筋の先物主導買い | 韓国KOSPIの大幅高を背景に、リスク選好姿勢の海外投資家による株価指数先物買いが強まり、現物株にも波及。 |
| 為替市場の円安進行 | 米金利・原油高と日本の貿易赤字懸念を背景に円安基調が継続。円安は輸出関連を中心に株高材料に。 |
| AIインフラ投資の拡大 | 米グーグル親会社アルファベットが大規模な設備投資増額を発表。OpenAI、AMD、各社のAI投資動向への注目高まる。 |
■ 前場の注目銘柄
| 銘柄名(コード) | 前場の値動きと背景 |
|---|---|
| アドバンテスト(6857) | 半導体検査装置需要の拡大期待から続伸。AIインフラ向け設備投資活発化を好感。 |
| 東京エレクトロン(8035) | 半導体製造装置の受注拡大期待で一段高。米市場リードによる投資マネー流入。 |
| レーザーテック(6920) | EUVマスク検査装置の需要拡大、業績拡大観測から買い優勢。 |
| 村田製作所(6981) | 電子部品需要の底堅さや自動車向け需要増により堅調。為替の円安も追い風。 |
| キオクシアHD | 半導体メモリー市況の回復期待から上昇。 |
| ディスコ(6146) | 半導体製造装置関連として買い優勢。市場の半導体ブームを受けた需給好転。 |
| ファーストリテイリング(9983) | 一方で利益確定売りが優勢となり、値を消す展開。 |
| コナミグループ(9766) | 一部材料出尽くし観測から小幅安。 |
| テルモ(4543) | ヘルスケアセクターに一服感、利益確定売り優勢で軟調。 |
| 住友不動産(8830) | 不動産株の一角として売りが優勢。 |
| 三菱地所(8802) | 同様に市況軟化が背景となり、値を下げた。 |
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■ 主な経済ニュースのまとめ(前場)
本日前場は、米国AIインフラ投資拡大を背景に半導体関連株がグローバルで買われました。米アルファベットが2026年・2027年の設備投資拡大を発表し、AMDやオープンAIなどによるデータセンター投資も報じられたことで、関連セクター株高を誘引しています。韓国KOSPIが前日比4%超の上昇となりアジア株が総じて強含み、海外資金の流入が日経先物主導で現物株にも波及しました。
外為市場では円安基調が継続。日銀・財務省の為替介入警戒感で一定の下支えが意識されるも、米金利・原油高・貿易赤字懸念などでドル買い優勢の地合いです。国内では目立った経済指標発表などはなく、世界的なAI関連景気循環の動きが、前場の値動きに大きな影響を与えました。
■ 今後の注目経済指標
| 日時 | 国 | 指標名 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 7/23 21:15 | ユーロ | 欧州中央銀行(ECB)政策金利 | ★★★ |
| 7/23 21:45 | ユーロ | ECB総裁記者会見 | ★★★ |
| 7/23 21:30 | 米国 | 新規失業保険申請件数 | ★★ |
| 7/24 08:30 | 日本 | 全国消費者物価指数(CPI) | ★★★ |
| 7/25 21:30 | 米国 | 耐久財受注 | ★★ |
| 7/27 08:50 | 日本 | 企業向けサービス価格指数 | ★ |
| 7/28 --:-- | 米国 | FOMC1日目 | ★★ |
| 7/29 10:30 | オーストラリア | 消費者物価指数(CPI) | ★★ |
| 7/29 27:00 | 米国 | FOMC政策金利発表 | ★★★ |
| 7/30 08:50 | 日本 | 対外対内証券売買契約等の状況 | ★ |
| 7/30 20:00 | イギリス | 英中銀政策金利発表 | ★★★ |
| 7/30 21:30 | 米国 | PCEデフレーター | ★★★ |
■ まとめ
2026年7月23日前場の東京市場は、AI・半導体関連株主導の全面高となりました。米国・韓国発の半導体需要増や先行するAIインフラ投資が主要銘柄・指数を押し上げ、海外投資家による先物主導の買いも相場を支えました。外為市場では円安も継続し、輸出企業を中心に強い地合いが目立っています。
主要経済指標・日銀の金融政策など先行き不透明感も残る中、AIトレンド銘柄への資金流入や海外短期資金の動向が今後も注目を集めそうです。個人投資家としては、市場環境の急変や銘柄ごとの需給に配慮しつつ、テーマ性の高い中小型株への分散投資も視野に入れたいタイミングと言えるでしょう。




