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31日前場の東京株式市場は、半導体関連やAI関連銘柄を中心に大幅高となりました。日経平均株価は米国株高を好感し、寄り付きから続伸スタート。半導体セクターに大規模な買いが集まり始めると、さらに上げ幅を拡大し一時前日比で3400円高の6万5200円台後半まで上昇しました。
背景には、米国でマイクロソフトをはじめとするハイテク株や半導体株が急伸した流れの波及がありました。AI向け半導体の業績期待や好決算銘柄への資金流入が鮮明で、海外投資家や短期筋による指数先物も巻き込んだ上昇相場となっています。
為替市場では政府・日銀の為替介入観測も浮上し、一時的な円高進行もマーケット材料となりました。東証プライムの売買代金も前場で3兆円弱と商いが大きく膨らんでいます。市場は午後の日銀金融政策決定会合結果や、業績発表本格化による企業個別の動向にも高い注目を寄せています。
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■ 東京株式市場の状況(2026年7月31日前場)

31日前場の東京株式市場は、先物主導と海外投資家による旺盛な買いが相まって、日経平均が大幅続伸となりました。前日比2500円高で始まった後、10時ごろには3400円高まで上昇幅を拡大。半導体関連、ソフトバンクグループ(SBG)などAI・ハイテクセクターが強力なけん引役となり、東証株価指数(TOPIX)も上昇しています。
個別では、前日に米国市場で半導体株を中心に8%超高騰したフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の流れを背景に、東エレクやアドバンテスト等が好決算を契機としてストップ高水準の買い気配。市況をけん引したソフトバンクGは制限値幅上限のストップ高水準まで続急伸し、東証プライム売買代金2兆8686億円と市場参加者の意欲も高い状況です。
一方で、為替の円高が重しとなる自動車株には売りが出ており、トヨタやホンダは軟調。他、KDDIやリクルートなど一部主力株にも調整色が見られますが、全体では「半導体・AI主導のリスクオンムード」が支配的な一日となっています。
■ 外為市場の動き
31日午前の東京外国為替市場では、日銀による為替介入観測を背景に円高・ドル安が進みました。10時時点では1ドル=160円57~59銭と、前日比3円超の円高水準。ただし、国内輸入企業による実需のドル買いも入っており、円の上昇には一服感も出ています。
円はユーロに対しても買われ、1ユーロ=184円94~98銭と2円超円高。米国市況を受け為替も大きく動いている中、午後に控える日銀金融政策決定会合の内容や展望レポート、今後の為替政策の示唆が注目点となりそうです。市中では日銀の政策金利維持が大方の見方ですが、AI需要の強さを背景とした国内景気・CPI見通しの修正も材料視されています。
■ 前場の注目テーマ
| 注目テーマ | 前場の市場動向とトピックス |
|---|---|
| 半導体・AI需要関連 | 米国ハイテク株高・好決算による一段の見直し買い急拡大。東エレクやアドテスト等がストップ高水準、SOX指数は8%高。 |
| 為替の急変動 | 日銀・政府の為替介入観測をきっかけに円高基調。自動車や輸出関連株には売り圧力が波及。 |
| 日銀金融政策決定会合 | 午後の政策金利発表・展望レポート公表を控え、長期金利やCPI見通しの修正に市場の注目が集まる。 |
■ 前場の注目銘柄
| 銘柄名(コード) | 前場の値動きと背景 |
|---|---|
| ソフトバンクグループ(9984) | 前場でストップ高水準まで急騰。調整から一転してAI・半導体関連見直し買いが集中し、海外勢・先物主導で資金流入。 |
| 東京エレクトロン(8035) | 好決算発表を受けて前場から強い買い気配。グローバル半導体株高の波及で一時ストップ高に迫る。 |
| アドバンテスト(6857) | 今週の好決算開示を受けて続伸。AI・半導体テスト装置需要の拡大期待を背景に個人・海外投資家の買いが活発。 |
| イビデン(4062) | 前場からストップ高水準の買い気配。半導体パッケージ需要拡大と好業績期待が評価材料。 |
| キオクシアHD | 決算発表前日の思惑買いが膨らみ、ストップ高水準での買い気配。 |
| フジクラ(5803) | 半導体関連需要の強まりで急伸。今後の需要増加期待が背景。 |
| TDK(6762) | AI・IoT向け電子部品需要を背景に買い先行。半導体株高の連想から物色拡大。 |
| KDDI(9433) | 全体強含みの中で反落。円高進行やディフェンシブ色後退が一因。 |
| リクルートHD(6098) | 日経平均構成株だが前場は軟調。全体相場の恩恵受けにくい動き。 |
| コナミグループ(9766) | 主力ゲーム関連だが前場値を下げる。利益確定売りが優勢。 |
「ソフトバンクグループ」や「東京エレクトロン」のような大型株も魅力的ですが、個人投資家が大きな利益を狙うなら、「次に資金が流入する中小型株」の先回りが欠かせません。
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■ 主な経済ニュースのまとめ(前場)
前場では、米国の好決算(特にマイクロソフトや半導体大手)に連動する形で、東証の半導体・AI関連株が総じて大幅高。今週決算を発表した企業の好業績も追い風となり、投資家マインドが強気化しました。市況全体の象徴は、SBG・東エレク・アドバンテスト・イビデン・キオクシアなどのストップ高気配です。
為替市場では、日銀・政府の為替介入観測から円高が進み一時160円台半ばまで急伸。これにより、自動車や他の輸出依存型輸送用機器株に売りが広がりました。加えて、日銀金融政策決定会合を控えて現状維持観測が強いものの、景気見通しや物価動向への反応が午後に予想されます。
加えて、今朝は東京都区部の7月消費者物価指数(CPI)が1.8%と若干の伸び鈍化、6月失業率も2.5%と強含み傾向が確認されています。経済の底堅さも半導体主導のリスクオン環境を支えています。
■ 今後の注目経済指標
| 日時 | 国 | 指標名 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 7/31 --:-- | 日本 | 日銀金融政策決定会合・政策金利発表 | ★★★ |
| 7/31 --:-- | 日本 | 日銀展望レポート | ★★★ |
| 7/31 15:30 | 日本 | 植田日銀総裁 定例記者会見 | ★★★ |
| 7/31 19:00 | 日本 | 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績) | ★ |
| 7/31 22:45 | 米国 | 7月シカゴ購買部協会景気指数 | ★★ |
| 7/31 23:00 | 米国 | 7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 | ★★ |
| 8/1 23:00 | 米国 | 7月ISM製造業景況指数 | ★★★ |
| 8/2 23:00 | 米国 | 6月製造業新規受注 | ★★ |
| 8/2 23:00 | 米国 | 6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 | ★★ |
| 8/5 21:30 | 米国 | 7月ADP雇用統計 | ★★★ |
| 8/6 21:30 | 米国 | 前週分新規失業保険申請件数 | ★★ |
| 8/7 21:30 | 米国 | 7月非農業部門雇用者数変化 | ★★★ |
■ まとめ
2026年7月31日前場は、日経平均が歴史的な大幅高を記録。米国株高波及と半導体・AI関連の好決算を主因とした買いのエネルギーが指数を押し上げ、ソフトバンクグループや主要半導体株を中心に資金が集中しています。
為替の急変動、市場参加者のリスク選好の強まり、午後発表予定の日銀金融政策決定会合内容など重要イベントも控えており、午後以降も激しい株価・為替の動きが続きそうです。
好業績・成長期待の銘柄に物色が集まる環境が継続する中、個人投資家もトレンドセクターの波に乗る選択肢と中小型株への分散も視野に入れた投資戦略がより重要となりそうです。




