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24日前場の東京株式市場は、日経平均が方向感に乏しい動きとなりました。米国市場で半導体関連株が売られた影響を引き継ぎ、寄り付き直後は6万6000円を下回る場面も見られました。
しかし、前週に大幅下落していた反動で押し目買いが入り、主要企業の好決算も支えとなり、日経平均は一時200円超の上昇となる展開。指数は前週末終値付近をはさんで、一進一退の動きが続いています。
外為市場では円高傾向が強まり、エネルギー市況の下落や米長期金利低下も影響しています。全体としてリスク回避のムードはあるものの、個人投資家の押し目買い意欲や堅調な企業業績への期待が健在です。
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■ 東京株式市場の状況(2026年8月24日前場)

東京株式市場前場は、米国半導体株の軟化を受けて売り先行で始まり、日経平均は一時節目の6万6000円を割り込む場面もありました。
しかし、前週までの下げによる押し目買いが下支えとなり、主要企業の好調な決算も相まって日経平均は切り返し、一時200円超の上昇を見せるなど戻しも早い状況です。
業種別では、半導体関連やAI関連など高PER銘柄には売りが目立つ一方、機械や素材、通信など幅広い銘柄には押し目買いが入る展開。
個人の投資意欲も旺盛で、好業績銘柄を物色する動きが上昇を支えました。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、全体的に底堅い値動きが確認できました。
■ 外為市場の動き
24日午前の東京外国為替市場は円高・ドル安基調となりました。米国債金利低下や米原油先物相場の下落など、グローバルなリスクオフの流れに加え、日本企業の実需による円買い・ドル売りの動きが相場を押し上げました。
10時時点では1ドル=158円73〜75銭と、前週末比小幅ながら円高転換。円は対ユーロでも堅調で、1ユーロ=185円49〜52銭と円高が進んでいます。週明けはアジア株にもやや軟調なムードが広がっていましたが、為替市場では今後の米金利の動向や資源価格次第で、さらに円高進行の余地も意識されました。
■ 前場の注目テーマ
| 注目テーマ | 前場の市場動向とトピックス |
|---|---|
| 半導体関連株の動向 | 米SOX指数安の影響でアドテストなど半導体株が売られ、日経平均の重荷に。 |
| 押し目買いの活発化 | 前週の下落で割安感が意識され、個人投資家の物色・押し目買いが目立つ。 |
| 好決算企業への資金移動 | 堅調な決算発表を背景に、テルモ、ソニーGなどの好業績銘柄が選好された。 |
| 為替・金利の影響 | 米長期金利やドル円動向と連動し、輸出関連株の売買や投資家心理にも影響。 |
■ 前場の注目銘柄
| 銘柄名(コード) | 前場の値動きと背景 |
|---|---|
| アドバンテスト(6857) | 米半導体株安の影響で続落。AI・半導体関連全体が売られる中で下値模索の展開に。 |
| キオクシア | 半導体メモリー関連の先行き警戒感から売り優勢。韓国半導体株全面安も連想材料に。 |
| テルモ(4543) | 堅調な業績を背景に買い進まれる。ディフェンシブ銘柄としても選好。 |
| ソニーグループ(6758) | 決算期待も根強く買い続く。デジタル分野の成長期待も意識。 |
| 住友金属鉱山(5713) | 資源高の反動は残るが、鉱山資産価値や好決算を評価して買い優勢。 |
| ダイキン工業(6367) | 半導体以外の主力株として資金流入。業績安定感が評価される。 |
| 日立建機(6305)、コマツ(6301) | インフラ投資・海外需要期待で機械株がしっかり。海外市場の回復も材料。 |
| ファーストリテイリング(9983) | 大型株としてはやや弱含み。高PER銘柄への売り圧力が影響。 |
| KDDI(9433) | 通信セクターへの資金シフトも弱含み。全体の流れに押される格好。 |
| フジクラ(5803)、レーザーテック(6920) | 半導体・電子部品系は引き続き軟調。業績修正や需給面の変化が警戒材料。 |
「ソニーグループ」や「住友金属鉱山」のような大型株も魅力的ですが、個人投資家が大きな利益を狙うなら、「次に資金が流入する中小型株」の先回りが欠かせません。
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■ 主な経済ニュースのまとめ(前場)
前場は国内外の金融・経済ニュースが市場動向に影響を及ぼしました。米SOX指数など米国株の軟調推移が伝わる中で、日本を含むアジア株はややリスク回避色が強まる場面もありました。
一方で日本では主要企業の決算が堅調だったことや、信用評価損益率の改善を背景に個人投資家の押し目買い需要が根強いことが確認されました。
また輸出企業による円買いが優勢となり、ドル円は円高方向に振れるなど為替動向が株式市場にも影響。信用評価損益率は2週連続で改善しており、市場参加者の心理面でも落ち着きが見られる展開です。
■ 今後の注目経済指標
| 日時 | 国 | 指標名 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 8/24(月) 14:00 | シンガポール | 消費者物価指数(CPI) | ★★ |
| 8/25(火) 14:00 | 日本 | 6月景気先行指数(CI)・改定値 | ★ |
| 8/25(火) 15:00 | ドイツ | 4-6月期GDP改定値 | ★★★ |
| 8/26(水) 08:50 | 日本 | 7月企業向けサービス価格指数 | ★ |
| 8/28(金) 08:30 | 日本 | 8月東京都区部消費者物価指数 | ★★ |
| 8/28(金) 08:30 | 日本 | 7月失業率 | ★★ |
| 8/28(金) 08:30 | 日本 | 7月有効求人倍率 | ★★ |
| 8/29(土) 08:50 | 日本 | 7月鉱工業生産・速報値 | ★★ |
■ まとめ
24日前場の東京株式市場は、半導体株安に押されて下落で始まったものの、押し目買いと企業の好決算に支えられて持ち直す一進一退の展開となりました。
TOPIXは堅調さを維持し、個人投資家を中心とした物色意欲も見られています。為替市場では円高基調が強まり、引き続き米国金利や資源価格、海外の金融政策動向が今後の相場材料となりそうです。大型株だけでなく、中小型株の先回り投資も視野に入れ、慎重かつ柔軟な投資戦略が求められる局面となっています。




