目次
忙しい方でもサクッと理解できるように9月10日のマーケット情報を簡潔にまとめました。
2024年9月10日午前の東京株式市場で日経平均株価は再び上昇に転じ、前日比110円ほど高い3万6300円台前半で推移しています。
押し目買いが相場を支え、一時的には200円を超える上げ幅も見られました。これまで下落が目立っていた銘柄が買い戻されている様子です。
東京株式市場の状況(2024年9月10日)
日経平均株価は5日連続の下落で2500円近くの値下げを記録していましたが、本日は押し目買いが優勢となり、再び上昇基調にあります。
10時時点で東証プライム市場の7割の銘柄が値上がりしており、市場全体の地合いは堅調とされています。
取引開始直後には海外投資家からの持ち高調整の売りが見られ、一時的な下げもありましたが、売りが一巡した後には買いの動きが再び強まっています。
米国市場の影響
米国市場では前日の取引でリスク回避の動きがやや後退し、テクノロジー関連株の一部に買い戻しが見られました。
これが日本市場にも影響を与え、半導体やハイテク関連の銘柄の一部で押し目買いが進行しています。
東京市場の動き
東証では、これまで下げが目立っていたソフトバンクグループ(SBG)や東京エレクトロンが買い戻され、日経平均を押し上げています。
市場関係者からは「朝方から値上がり銘柄数が多く、相場全体の地合いは悪くない」との声があり、強気の姿勢が見られます。
為替市場の動向
外国為替市場では、円安・ドル高の基調が続いており、日本企業の輸出に対する期待が高まっています。これが輸出関連株の押し上げ要因となっており、日経平均を支える一因となっています。
個別銘柄の動き
- 上昇銘柄: コナミグループ、中外製薬、ソニーグループなどが上昇しています。これらの銘柄は業績や将来の成長期待が高まっているため、買いが先行しています。
- 下落銘柄: 一方で、第一三共、太陽誘電、ダイキンなどは引き続き下落しています。特に、業績見通しや外部要因に対する懸念が下落の要因となっています。
人気のテーマ
テーマ | 銘柄数 | 上昇率 | 下落率 |
---|---|---|---|
半導体関連 | 6 | +1.8% | -1.0% |
医薬品 | 4 | +2.2% | -0.8% |
内需関連 | 5 | +1.5% | -1.3% |
輸出関連 | 7 | +0.9% | -2.0% |
保険株 | 3 | +1.0% | -0.5% |
注目の銘柄
銘柄 | 業種 | 上昇率 |
---|---|---|
コナミG | 娯楽 | +2.5% |
中外薬 | 医薬品 | +2.1% |
ソニーG | 電気機器 | +1.8% |
東エレク | 半導体製造装置 | +1.5% |
SBG | 通信 | +1.3% |
今日の主要経済ニュース
以下は、2024年9月10日に発表される予定の日本および世界の経済指標をまとめました。
地域/国 | 指標名 | 内容 | 発表予定日 |
---|---|---|---|
日本 | 機械受注 (8月・確報値) | 日本の8月の機械受注確報値が発表されます。 | 2024年9月10日 |
イギリス | 失業率 (8月) | 英国の8月の失業率データが発表されます。 | 2024年9月10日 |
ドイツ | 貿易収支 (7月) | ドイツの7月の貿易収支データが発表されます。 | 2024年9月10日 |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場まとめ
本日の東京株式市場では、押し目買いが進行し、日経平均は再び上昇へ転じています。
これまで下落していた主力銘柄の買い戻しが相場を支えており、海外市場の動向や為替の動きにも注目が集まっています。