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忙しい方でもサクッと理解できるように本日の寄り付きの情報を簡潔にまとめました。
2024年4月8日の東京株式市場前場では、米国株式市場の好調な動きを受けて日経平均株価が上昇。市場参加者の間で自律反発を目指す買い意欲が高まり、活発な取引が行われました。
東京株式市場の状況(2024年4月8日前場)
8日前場の取引で、日経平均株価は前週末と比べ370円の上昇を見せ、3万9300円台後半で取引された。この上昇は一時400円を超えるもので、米国市場の好調が直接的なきっかけとなっています。
米国市場の影響
前週末、5日の米株式市場でダウ工業株30種平均が前日比307ドル上昇し、主要指数が軒並み上昇を記録しました。3月の米雇用統計が市場予想以上の好結果を示し、それが投資家心理を刺激しています。賃金インフレの懸念が後退し、リスク資産への投資が促された背景には、米連邦準備理事会(FRB)の政策見通しに対する市場の見方が影響しています。
東京市場の動き
東京市場では、米国市場の上昇を受けて投資家のセンチメントが改善。前週の大幅な下落からの反発を見据え、自律反発を狙う買いが入った。特に前週末に下落していた半導体関連の銘柄を中心に積極的な買いが観測されました。
為替市場の動向
為替市場では、1ドル=151円台後半へと円安・ドル高が進行。この為替の動きが輸出関連銘柄への追加的なサポートとなり、市場全体の上昇に貢献しました。
個別銘柄の動き
市場の反発ムードの中、古河電やコニカミノル、リクルートなどの銘柄が特に上昇を見せました。しかし、ZOZOやシャープ、TOPPANなどは下落し、市場にはまだ一部に不透明感が残る状態です。
今日の主要経済ニュース
国/地域 | 指標 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|
日本 🇯🇵 | 毎月勤労統計-現金給与総額 | 2.0% (1.5%) | 1.9% | 1.8% |
日本 🇯🇵 | 国際収支-経常収支 | 4,382億円 (4,570億円) | 30,700億円 | 26,442億円 |
日本 🇯🇵 | 国際収支-経常収支(季調済) | 27,275億円 (27,463億円) | 20,070億円 | 13,686億円 |
日本 🇯🇵 | 国際収支-貿易収支 | -14,427億円 | -1,735億円 | -2,809億円 |
東京株式市場 寄り付きまとめ
米国市場の上昇を受け、東京株式市場も反発。日経平均は一時400円を超える上昇を見せました。為替市場の動きも市場の追い風となり、輸出関連株にポジティブな影響を与えました。投資家は今後の市場動向を注視しつつ、積極的な投資機会を見極めることが求められます。