目次
株式投資とは、そもそも何でしょうか。
例えば、何か事業を興そうとしたとき、大企業であればあるほど莫大な資金が必要になりますよね。
資金を調達する方法としては銀行などの金融機関から融資を受ける以外にも、「一般から広く出資者(投資家)を募り資金を集める」方法があります。
一般から広く出資者(投資家)を募り、出資者からお金を出してもらった代わりに、その証明として発行するのが株です。
そして、企業が発行する「株(株式)」を購入することを「株式投資」と呼びます。
株式投資の流れを把握!今日からあなたも投資家になれる!
株式投資というと、難しそうと思う方もいるかもしれません。
しかし、取引の流れを整理してみると、実は「銘柄を選択する」→「購入する」→「売却する」の3つのステップしかありません。それぞれのステップを具体的に見ていきましょう。
現在国内で取引されている銘柄は約3500種。この中から、自分の条件に合う銘柄を選びます。
証券会社のウェブサイトで購入できます。PC、携帯電話、スマートフォンで取引できます。
銘柄に利益が乗った時や、思うような値動きをしないと判断した場合は、売り注文を出します。
この3つのステップで得られる利益は、株価の値上がり益(キャピタルゲイン)と、保有時に投資先企業から受け取る配当金・株主優待(インカムゲイン)に分けることができます。
投資家は証券取引所で株を仕入れて、売却することによって損益が発生・確定します。インカムゲインは、銀行預金の利息のようなものです。
配当金は現金で、株主優待は商品や金券を受け取ることができます。
以下の図のように、投資家は、証券会社を通じて株式市場で取引されている株を売買します。
どうして株をやるの?株式投資の魅力はこれ!
株式投資をするといっても、何かメリットがないとやらないですよね。具体的に株式投資でのメリットとはなんでしょうか。
主なメリットとしては、「値上がり益(キャピタルゲイン)」「配当金」「株主優待」の3つがあります。それぞれ投資家にとってどのような”うまみ”があるのか、解説します。
株式投資の魅力①:株価上昇でキャピタルゲインを獲得!お金に働かせて利益を得る
株の取引価格のことを「株価」といい、市場が開いている間はリアルタイムで変動します。
そのため、優良株を購入・保有した場合は、日中仕事している間や、友人や家族と遊びに出かけている間に、勝手に株価が上がり、資産が増える可能性も。
景気や市場環境が良い時は特に、日本経済が上向いたり、投資先企業の業績向上によって生まれる恩恵を、ほとんど手間をかけることなく利益を獲得できます。
株式投資の魅力②:企業が得た利益の一部が受け取れる!中長期保有で配当金を獲得
配当金は、投資先企業が得た利益の一部を株主に還元するもので、預金よりもはるかに利回りが良いのが特徴です。
例えば1株あたり配当金10円の銘柄を1,000株保有していた場合、1万円の収入を定期的に得ることができます。
配当金額は銘柄によって異なりますが、東証1部に上場している企業の平均配当利回りは1.5%前後で、大手銀行預金の利回りを大きく上回ります。
配当金はキャピタルゲインと並ぶ重要な利益です。配当金が多く、利回りの良い銘柄を見つけるのがポイントです。
株式投資の魅力③:企業ごとに優待の内容が違う!株主優待をもらって楽しく投資
株主優待制度は、日本特有の株主向けサービスです。
株主に対して自社商品、割引券、クオカードなどの金券を贈呈しています。
主優待品の内容は企業によって異なります。人気があるのは、食品系企業が実施している自社商品の優待、飲食店が実施しているレストラン等で使える無料券などです。
配当金と優待品をもらえる銘柄は、実質利回りがさらに高くなることを覚えておきましょう。
株主優待の主な種別は以下の通り。
- 食料品・飲み物 : ビール、缶詰など
- 日用品・家電 : 自社商品、グループ店舗で使える買い物券など
- プリペイドカード : クオカード、お米券、図書カードなど
- スポーツ施設利用券 : 施設利用の割引・無料券など
- 宿泊 : 無料宿泊券、割引券など
- ファッション : 自社商品やカタログショッピングの割引など
- 食事券 : レストランでの食事券、割引券、一部料理の無料券など
- 娯楽施設利用券 : 施設利用の割引券や無料券など
- 交通・旅行 : チケットや利用回数券など
株式投資はほかの投資・運用とどう違うの?
株式投資は、大きなリターンが狙えるのが特徴ですが、銀行預金や債券投資などとは違い、株価の変動によって元本割れするリスクがあります。
配当金や株主優待は損失となることはありませんが、配当金額が減ったり、優待の内容の質が落ちることによって、投資の利回りが低下する可能性があります。
このようなリスクを踏まえた上で、一定の安全性を確保しながら投資することが大切です。
株式投資を「安全性」「流動性」「収益性」での面から、他の金融商品と比べてみました。
株はミドルリスク・ミドルリターン
株には元本割れリスクがある。また、市場で売買できるため一定の流動性は確保されているが、購入時より値下がりした場合は元本割れする、手数料がかかるなどの点に注意が必要。
預貯金
元本割れリスクが(ほぼ)なく、好きな時に引き出せる預貯金は、安全・自由に運用可能。ただし、リターン(利息)には期待できない。
債券
債権も基本的には元本割れしないが、償還(投資資金が戻る時期)までの期間が長いため流動性は低め。市場で中途換金する場合には元本割れリスクがある。
外国株
外国株などの外貨建て金融商品は為替ルートの変動に影響を受けるため、株式取引よりも大きなリターンが狙えるが、その分元本割れリスクも大きくなる。
投資信託
投資信託(投資先に株式を含むもの)のリスクは株式取引と基本的に同じ。プロにおまかせする形となるので、売却時は数日かかる。
どうやって銘柄を選んでいいか分からない!一人での株式投資が不安な方へ
株式投資について大まかに説明しました。株式投資はリスクもありますが、その分のリターンも大きいです。
しかし、株初心者にとって自分一人の判断で投資をしていくのは不安なことかと思います。
個人で3600社もある上場会社の中から銘柄を選定し、どのタイミングで投資するかを判断することは非常に難しいですよね。
『一人で株式投資をするのは不安…』
『株初心者でなにからやっていいのか分からない…』
『銘柄はどうやって選ぶの?』
という方には「投資顧問」サイトがオススメです。プロが精密に市場分析を行い、高騰する可能性のある銘柄を推奨してくれます。
投資顧問が何かというと、個人投資家の投資活動を補助する専門会社をいい、一人一人の投資家に向けたサービスを提供しています。
具体的な事業内容は以下の通りです。
- 値上がりの見込める投資商品の配信
- 保有中の銘柄の売却タイミングの助言
- 銘柄の購入タイミングの指示
銘柄選びを自力で行った場合、「一から情報収集、市場を分析、銘柄を決定」という工程が発生します。
初心者にとって、考えただけでも大変ですが、投資顧問サイトを利用すると銘柄を推奨してもらえるので、投資商品探しの手間が省けることが一番のメリットといえますね。
また、一人一人の投資家のサポート業務を提供しているため、自力で投資に取り組む人にとって投資顧問は非常に心強い存在です。
⇒『自分で投資に取り組みたいけど、経験も少ないから、誰かにサポートしてもらいたい』という方
⇒『情報収集に時間を割きたくない!手っ取り早くプロが分析した情報を手に入れたい!』という方
とはいえ、『投資顧問を試してみたいけど、いきなり有料情報を利用するのは勇気がいる…』という方もいます。
そういう方は、無料会員登録で様子を見るのがオススメです。
投資顧問サイトの中には、会員登録するだけで、無料で推奨銘柄を提供してくれるサイトもあります。その他にも、プロが相場状況を分析したコラムが無料で配信されることも。
まずは無料情報で様子を見て投資顧問の実力を確認し、有料情報を利用するか検討するのが良いですね。
また、投資顧問サイトを利用する場合には、サービス内容や口コミを調べるのが鉄則。
自分に合ったサイトを選ぶことが、株式投資で成功する近道です。
- 株初心者なのに、ベテラン投資家向けの投資顧問を選んでしまって専門用語についていけない。
- 有料プランが自分の投資スタイルに合っていなかった。
- サポートスタイルが合わない(銘柄相談で電話したいのにメール対応のみなど)。
また、契約プランや無料情報など、投資顧問によって用意しているサービスは様々です。
では、どうやって自分に合っているかを判断し、投資顧問・株情報サイトを選べばよいのでしょうか。
その場合は、当サイトが独自にランキングしている『優良株情報サイトランキング』が参考してみてはいかがでしょうか?
多くの個人投資家が資産を倍増させている優良投資顧問や株情報サイトをランキング化しています。