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忙しい方でもサクッと理解できるように8月6日のマーケット情報を簡潔にまとめました。
6日の東京株式市場で日経平均株価は急反発し、前日比の上げ幅が一時3400円を超えました。前日には4451円(12.4%)安と過去最大の下落幅を記録していたため、投資家心理の改善と買い戻しが先行しました。
東京株式市場の状況(2024年8月6日)
それでは今日の東京株式市場の市況を解説します。その前に、テンバガー銘柄に関する情報も知りたいと言う方は以下のLINEもご活用ください。
前日までの大幅な下落を受けて、日経平均は3万4900円台まで浮上し、前日の下落分の8割近くを埋める動きとなりました。幅広い銘柄に買い注文が入り、日経平均と東証株価指数(TOPIX)の上昇率はそれぞれ一時10%を超えました。
米国市場の影響
米景気悪化の懸念で欧米株が大幅安となりましたが、外国為替市場での円相場急騰の一服も手がかりとなり、東京市場での買い戻しが進みました。
東京市場の動き
日経平均は618円高の3万2077円で始まり、その後も上昇を続けました。大阪取引所に上場する日経平均先物は大幅な値上がりを受け、午前8時45分の取引開始直後に取引を一時中断する「サーキットブレーカー」が発動されました。
為替市場の動向
外国為替市場では、円相場の急騰が一服したことが株価の持ち直しを支援しました。11時時点で1ドル144.63円となっています。
個別銘柄の動き
日経平均を構成する225銘柄のうち半分以上で上昇率が10%を超える場面が見られました。ホンダや日立製作所は一時15%超上昇し、キーエンス、日本製鋼所、富士電機の3社はストップ高水準まで気配値を切り上げたまま売買が成立していませんでした。
人気のテーマ
テーマ | 内容 |
---|---|
買い戻し | 前日の大幅下落後の買い戻し |
円相場の動向 | 円相場急騰の一服 |
米景気懸念 | 米景気悪化懸念の影響 |
サーキットブレーカー | 取引一時中断 |
業績予想 | 投資家の期待 |
注目の銘柄
銘柄 | 内容 |
---|---|
ホンダ | 一時15%超上昇 |
日立製作所 | 一時15%超上昇 |
キーエンス | ストップ高水準 |
日本製鋼所 | ストップ高水準 |
富士電機 | ストップ高水準 |
今日の主要経済ニュース
本日、2024年8月6日発表される日本を含めた世界の経済指標をまとめました。
経済指標 | 国 | 時間 (GMT) | 前回の値 | 予測値 | 備考 |
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鉱工業生産 (6月) | 日本 | 23:50 | – | – | 速報値 |
貿易収支 (6月) | 米国 | 12:30 | – | – | |
JOLTS求人件数 (6月) | 米国 | 14:00 | – | – | |
住宅価格指数 (6月) | 米国 | 13:00 | – | – | |
消費者信頼感指数 (7月) | 米国 | 14:00 | 109.7 | 110.0 | |
GDP速報値 (Q2) | ユーロ圏 | 09:00 | – | – | |
小売売上高 (6月) | ドイツ | 06:00 | – | – |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場まとめ
日経平均株価は前日の大幅な下落から急反発し、前日比で3400円超の上昇を見せました。米景気悪化の懸念や円相場の動向が注目される中、買い戻しが進み、幅広い銘柄に買い注文が入りました。